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かんすいとともにラーメンが向かっていかなければならない道


ラーメンというものをみなさんと一緒に勉強しようではありませんか。やっぱりラーメンがうどんでもなく、ラーメンとあり得るためかんすいというものが大事な役割を持つことになります。

私達は、なかなかラーメンを手作りで作るということをしないのは何故なのでしょうか。案外ラーメンを家庭で作るというのは面倒くさく、手間のかかる作業と言われています。健康ブームということでこのかんすいを使用しないラーメンというものも登場して来ようとしたようですが、やっぱりかんすいなしのラーメンって、それって何もポケットからものを出してくれないドラえもんのような存在なのではないでしょうか。

やっぱりラーメンはかんすいが命ということになります。かんすい処理をしないラーメンをラーメンと呼ぶにしても、麺の色が薄く、コシも弱く、ラーメン特有のシコシコ感も乏しく、いい歯ごたえも感じることが出来ません。

そもそもここでラーメンとはどうあるべきかということを語っているようなものかもしれません。美味しいラーメンは、歯ごたえというものをしっかり追求していかなければならないということになります。そして駄目なラーメンはそのような歯ごたえが全然満たされていないラーメンということになります。

かんすいとは何か

そこで私達はラーメンの肝心ポイントであるかんすいについてより以上の追求をしていかなければなりません。天然ソーダのことを中国ではかんすいといっていたようです。中国奥地には緘湖(かんこ)という湖があり、この湖の水とも言われていました。現代社会では、極々化学的に合成製造して、製品テストに合格しものだけが、使用されることになります。

いずれにしてもラーメンにかんすいとはなくてはならない添加物です。つまりしっかりかんすいを使用しないから、そのラーメンはラーメンでなくうどん化して行ってしまうのかもしれません。 ここで大事なのは化学変化だったのです!中国の長い歴史の中で、化学の力を借りてラーメンという食の芸術品が作られたのです。

かんすいについもっと知りたい

どうせなのでもっとかんすいについて勉強しようではありませんか。本当のことを言えば天然のかんすいが一番いいということになるのかもしれませんが、現在、私達が食べるラーメンに天然のかんすいが使用されるということをほとんど期待することが出来ません。食品衛生法に違反することも到底出来ず、「炭酸カリウム」「炭酸ナトリウム」「炭酸水素ナトリウム」、「リン酸類のカリウム塩又はナトリウム塩」といったものが使用されています。

かんすいを使用しないラーメンというのはどのようなデキになってしまうのでしょうか。卵の黄身を使用すれば、ラーメンのような黄色は実現出来るのかもしれませんが、やはり問題はコシです。まずなんでラーメンにかんすいを使用するのかといえば、ラーメンのコシを追求するためです。

そうです、途中でぷっちと切れてしまうというのはうどんに任せておけばいいのです。しかし、パスタほどコシがあるというのも問題は問題ですし、ラーメンとは敢えてうどんとパスタの真ん中へんにあるものと理解するべきでしょうか。

そして、臭いということにかんすいが貢献していないということではありません。あの独特な臭いはやっぱりかんすいによってもたらされるものと理解してください。しかし、実際に日本の人たちがラーメンに対して非常に夢中になっているというものの、ラーメンにおおかた臭いというものを期待している訳ではありません。やっぱり食感に対しての依存度が大きいのではないでしょうか。

ただし、今、新しいラーメンを作るという場合、この香りに目を向けるというのも正しい方法かもしれません。もちろん、その時もしっかり食感は維持されていなければならないですが。

中国でのラーメンは食感をあまり重視しなかった

実際にラーメンは食感というものの、中国人のラーメンにおいて、大事なものの、当たり前に扱うだけであまり重視していなかったというのも事実のようです。中国人が意識していたのは、それよりものどごしといいます。非常に難しい問題を語っているようですが、日本人がより以上食感を意識した結果、日本人好みのラーメンが誕生したという感じでしょうか。

でもこのような違いは明確な経緯で出来たということではなく、自然にそのような方向へ向いたという感じでしょうか。日本人にはもともとうどん文化というものが存在している為、異文化のものだとしても、ラーメンは比較的簡単に日本に受けいられることになります。

アルカリ性の強い添加物

そしてどんどん法律の許される限り、アルカリ性の強い添加物へと向かっていくことになりますが、それはそれで毒性の問題もしっかり捉えていかなければなりません。アルカリ性の強い添加物から、流れは再び、かんすいの少ないラーメンへと向かう傾向もあるようです。  



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