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ラーメン屋を開業するには！？覚えておきたいポイント
お店を開業しようと思ったときに、飲食店の中でも圧倒的な人気を誇るのが「ラーメン屋」ですです。人気の理由としては以下のことがあげられます。
・シンプル
・気軽に出来る
・とにかくラーメンが好き
の3つが主となっているのです。
細かい戦略やメニューを考えるのではなく一杯のラーメンに命をかける・・。
内装外装もシンプルで全てカウンターでも行けちゃうラーメン屋は他と比べて資金もかからないのもあるのですけど、なによりみんなラーメンが好きということなのですね。
好きだからやる。自分がうまいと思うものを作りたい。そんな単純だけど奥の深い業界なのです。
しかしそんな男臭いラーメン屋業界なのですが、今ではかなりラーメン店の数も増えていて、女性オーナーも参戦しているのが現状です。ヘルシーな女性向けのラーメン屋も流行っているのです。
「私もラーメン屋を開業してみたいんだけど実際どうなの？」ということで気になるところをまとめてみました。
ラーメン屋を開業するには！？
「ラーメン屋でもやるか」と思い立ってもすぐには始められません。その理由はいくつかあるのですけどその中でも以下のことを気にしなくてはいけません。・資金はどれくらいかかるの？
・回転するにはやっぱり資格とか必要？
・何年くらい修行するべき？
この3つはすぐに頭に浮かぶと思います。それでは実際にはどうなのでしょうか？
資金は100万円くらい
ず気になるのはお金です。安いといってもどれくらいかかるのでしょうか。と言ってもそこはやはりピンキリで、いくらでもお金をかけて店舗にこだわる事は出来るのですが、やはりオススメしたいのは資金をかけない事です。
一般的なお店だと場所（立地）や内装、外装にこだわるのですけど、ラーメン屋に関しては「お金をかければ売れる」という考え方とはまた違うのです。
いきなり都内に出すのはリスキーですし、「場所が良ければ人が来る」＝「家賃の分売り上げないといけない」ということになってしまいます。
ですので初めは居抜き物件で家賃5万円前後で探すようにしましょう。
『居抜き物件とは？』
設備、機材はそのまま使わせて貰えるような条件の物件だとかなり安く済むのです。そして機材やテーブルや椅子、看板にもお金をかける必要がありません。
高級感出しても浮いてしまいます。
それなら逆に手作りしたほうが安く済みますし、そちらのほうが雰囲気も出るものです。
そのような感じで資金を抑えていけば場所によっては100万円前後でも開業が可能となってくるのです。
資格は特に必要なし
飲食店だし「調理師免許」的なものが必要と思う人も多いのですけど実際免許は必要なく誰でも出来ます。厳密にいうなら「食品衛生管理者」を取る必要はありますが1万円払って1日講習受けるだけのカンタンな作業なのです。
つまり「ラーメン屋やりたい」と思ったらすぐに出来るということです。
数年の厳しい修行も今では必要ありません
ラーメン屋って言ったらまず想像するのが長い修行の日々でしょう。太ったヒゲの強面店長に殴られ怒鳴られながら3、4年修行してやっと作れる1杯のラーメン・・。と、そんな時代はすでに終わっています。
また、毎日自宅で研究しながらラーメン作りに励む。そんな努力も今や必要はないのです。
たくさんのレシピが公開されている
・麺屋武蔵や大勝軒など有名店のレシピ→有名店のラーメンレシピ・本もたくさん出ている→旭屋出版
・家で作る→クックパット
レシピがあれば修行しなくても誰でも作れてしまいます。
そして既に繁盛済みの言わば「成功したラーメン」を参考に自分でアレンジを加えてしまえば商品として完成するわけなのです。
オリジナルのラーメンで勝負したいという気持ちもわかりますがそれをやるには既に流通しきっています。
今から音楽業界に参入するときに「流行り物は嫌だから」とまったく新しいジャンルで勝負するでしょうか？
そうすると奇を衒いすぎてなかなか受け入れられるのに時間がかかってしまいます。
まったく新しい誰も見たことのないラーメンを開発するところから始めるのもありだと思いますが、定番なラーメン、王道なラーメンに自分の個性をプラスした隙間産業を狙うのも当然ありなのです。
ラーメンを食べに行く人は頭の中にある程度のラーメン像を描いてしまっていますし、アイデア商品というのはブレイクしたとしても長く続かないリスクもあるのです。
儲かるラーメン屋とは
ラーメン屋を簡単に開業することは出来そうですけど実際には儲かるのかどうかです。ここでも儲かるために必要なことを紹介していきます。
原価は一杯200円
単純計算すると、麺50円＋スープ50円＋チャーシュー50円＋具材50円というところで、原価は大体200円前後となります。飲食店の原価率は30％を目安にするので一杯650円が基準になりそうです。
例えば1日平均70杯売り上げたとすると月の売上が130万円ほどになります。
ここから原価を30％引いて、一人従業員を雇ったとして20万円の給料です。家賃などの支払いが込み込みで10万円だったとすると、簡単計算をしても、月収７０万円となるのです。
1日70杯売れる店を作れ