ラーメンに関する最新ニュースはラーメンニュース

ラーメンニュースは、新聞・通信社が配信するニュース提供元からラーメンに関する最新情報のほか、映像、雑誌や個人の書き手が執筆する記事など多種多様なニュースを掲載しています。



そのラーメンやは行列が行列を生む


行列するラーメンやは美味しいのでしょうか。しかし、行列しているラーメンやは、美味しくなくても、美味しいと感じてしまうかもしれません。あのラーメンやの行列、そこに私達は疑いの目を持つ必要はないのでしょうか。

人たちはなぜラーメンやに行列しなければならないか

行列が更に行列を生むことになります。ラーメンやは、ある程度行列がここに出来れば、あとは、心理的に、ラーメンの美味しさ云々は関係なく、行列に導かれて、もっと多くの行列が出来てつまりある部分までは、真実があるのかもしれませんが、ある部分より行列は過剰であり、ラーメンの真実を語ってはないないのかもしれません。

なぜ人たちは行列に並びたいと思ってしまうのでしょうか。人間って、動物は動物なのですが、他の動物とは違い、理性的人間、社会的動物なのです。人間は、情報を収集して生きていかなければなりません。しかし、情報が不足していることもありますし、信用出来ない情報に依存しているという場合もあります。そのような不確かな情報を前にして、人間は他の人たちに従うとい行動に出ると言われています。

だから、お客様がいないラーメンやより、そこそこお客様のいるラーメンに入ると言うのは、極々当たり前の行動でもあります。 多くの人たちと同じ行動をすればそこに安心感も生まれ、別にそのラーメンやがそれ程美味しくなくても、安心感より美味しいと感じてしまうことになるかもしれません。

ひょっとしたらラーメンの美味しさの規準って、思っている以上に単純なもかもしれませんし、他の人たちが美味しいと言い、ならば、そのラーメンは美味しいと言う結末に落ち着いて、それ以上そのラーメンに対して、詮索することもないのかもしれません。それ程、多くの人たちは、懐疑心などもってラーメンに接している訳ではなく、他の人たちが美味しいといい、食べて、それ程マズイと感じない限り、これを美味しいラーメンと言うのだということで情報にインプットします。

民主主義の原理と言うものもここには含まれて来るのではないでしょうか。少数の人たちが美味しいと言っても信用出来ないものが、少々疑いを持っていたとしていも、多数の人たちが美味しいと言えば、美味しいラーメンと納得して受けて入れることになります。自己というマイノリティーの意見よりも、全然多数の意見の方が信用出来るものなのです。そして人間はそのような集団の情報をインプットして、どんどん社会的動物へと進化して行くことになります。

ラーメンやの行列に並びやすい人

つまり偏屈、自己をしっかり持っている人たち、疑う人たち、 そのような人たちは、ラーメンやの行列に並ばないでしょう。それも実際に理性的人間、考える人間と言う意味では間違いではありません。本当に疑いなく、次から次へとラーメンやに並ぶ人たちばかりでは、世界はすぐに堕落へと崩壊してしまうのではないでしょうか。誰か指導者が悪の道へと誘導すれば、ほとんどの人たちが導かれ、ハーメルンの笛吹き男のようになってしまうでしょう。たった一人の悪人が、世界を滅ぼすことがあってはならないのです。正直に言えば、実際に行列は集団の情報に安心している人たち、そして、行列が行列を生みどんどん過剰化して行く訳ですから、ラーメンが実際にそこまで美味しいのかと言えば疑問なのです。

しかし、ラーメンは共同意識の中で、他の人たちが美味しいと言えば、自分も美味しいと思うことで一つ共同世界に収まり安心しているのです。そんな行列とラーメンのバランスがしっかり維持出来なくなり行列が過剰になっていることを知り、並ばないと言う人たちがいても、それは敢えて偏屈ではなく、正常にみえないことはありません。

世界がそのような人たちばかりでも、世界はバラバラでやはりうまく行かないのです。世界は、ある程度共有されていかなければなりませんし、接着剤のようなもので繋がり合っていかなければなりません。しかし、実際に行列に並ぶと言う人たちは、自己確証の弱い人たちです。自己確証
強い人たちは、自分の判断で美味しいラーメンやを選択することになりますが、外すこともあるでしょう。人たちに依存して、行列にならび、もしも、大したラーメンでないとしても、美味しいと言っている分には、自己確証
弱い人たちは、ずっと安心して生活を送ることが出来ます。

行列のないラーメンやは、最後まで行列を作らない

ラーメンやも行列を作るということは、もはやラーメンを美味しく見せるための策略です。ある程度行列を作り、それを他の人たちに見せつければ、後は自然に行列が行列を生むからです。もうその時は、行列とラーメンの美味しさは一致せず、行列だけが過剰に一人歩きをして行くことになります。ラーメンが大好きで最初に行列に並ぶと言う場合も当然あるでしょうが、そこそこのラーメンを提供するだけでも、最初がサクラで後はサクラに導かれ、行列が行列を生み、そのラーメンやは成功するかもしれません。