気になる男性に、彼氏に、デートでラーメン屋さんに連れて行かれた。
「がっかりした」「なんか少しさびしい」「悲しい」と思う人も、多いでしょう。
でも、がっかりしたり悲しくなったり、さびしがったりする必要はまったくありません。
それは、女の子からしたら、ひっそりと一人で食べたいかもしれません。
女友達だけで異性の目を気にせずに食べたいものかもしれない。
でも、デートでラーメン屋さんに連れて行かれるということは、決して悲しんだりしなければいけないことではないのです。
男性がデートでラーメン屋に誘う心理などを、説明します。
■心を許すことのできる相手しか連れて行かない
男にラーメン屋に連れて行かれると、女性は「私のことを軽く見ている気がする」と思うこともあるようですね。
だけどそれは違います。
男というのは、どうでもいい人をラーメンになんて連れていきません。
ラーメン屋では、隣に座りますよね。
カウンターで隣合って座って食べるのが一般的だと思います。
テーブル席は、宴会の締めやファミリー客が使うことが多い。
2人客くらいであれば、カウンターに通されることが多いのです。
人間には、人それぞれ自分の世界があります。
精神的な世界であったり、物理的な世界であったり、さまざま。
物理的な世界でも精神的な世界でもそうですが、隣同士だと、相手の世界に踏み入ってしまいやすいのです。
よく「対面だと喧嘩しやすい」「隣だと仲良くなりやすい」と言われていますよね。
それは心理的に、対面だと対立しやすいからなんです。
隣だと、落ち着いて話やすいということでもあります。
それは精神的な世界にお互いが踏み入ることのできる位置だから。
隣にいると、どうしても距離が近くなってしまいます。
手と手が触れ合うこともあるでしょう。
かなり近いですし、相手の顔を見ることはありません。
人間、どうしてか、相手の顔を見ないほうが落ち着いて話せるという場合が多い。
隣同士で顔が見えないからこそ、相手が自分の精神世界に踏み入ってきても、不快に感じないのです。
対面しているときに自分の精神世界に踏み込まれると、落ち着かない。
だから対面していると喧嘩しやすい。
また、物理的な世界に関してですが、これは単純。
「あまり近寄られると嫌だ」ということです。
男にはその傾向が特に強くて、自分自身のスペースというものを確保しておきたいものなのですよ。
特に、あまり親しくない人にそのスペース内に入り込まれると、無条件でいらだってしまいます。
相手が何をしたわけでなくても、苛立ち、落ち着かなくなる。
隣合うと、どうしても自分のスペースを自分ひとりだけのものとして保てなくなります。
自然と相手が入り込むことになる。
特にラーメン屋さんの椅子って、距離が近いんですよ。
バーカウンターなんかより、ラーメン屋のカウンターの椅子は距離が近い。
だから、デートでラーメン屋に連れて行かれるというのは、相手があなたのことを心を許せる人だと思っている証拠。
あなたのことを大切に思っているからこそのラーメン屋です。