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スターバックスコーヒー型 コメダコーヒー型のラーメン屋
ここでお話しするのは最近では東京にも進出して来ているコメダコーヒーのお話しです。コメダコーヒーは東京にも進出して来て、同じ商品が出されています。しかし、東京でそれ程コメダコーヒーが大受けしていると言うことではありません。東京の人たちと名古屋の人たちの嗜好が違うということは違うでしょうが、コメダコーヒーにそれ程嗜好の違いが顕著に出ているという気がする訳ではありません。
名古屋の人たちにコメダコーヒーが受けいれられた理由
まず、もともと名古屋の人たちは、喫茶店というものが東京の人たち以上浸透していることが地盤として存在しています。名古屋には、喫茶店文化と言うものが出来、喫茶店の前には、黄色いランプがオープンの時回転しているではありませんか。 何かおかしな文化が浸透してしまっているようです。東京から来た人たちは緊急のランプかと勘違いしてしまうかもしれませんが、名古屋の人たちは、何がおかしいの？と逆に聞いてしまう程日常生活に浸透してしまっているのです。名古屋の喫茶店の更に根底にあるのは、いろいろとパンにみそ汁がついて来たり、あんこが載っているパンだったりという味噌も糞も一緒のような朝食です。喫茶店で朝食を食べようと思っている人たちはおそらく毎日、一度ここへ来て、朝のスタートを切らなければ一日をスタートすることが出来ない感じなのではないでしょうか。そして、そのようなサラリーマンの朝食の流れが済めば、今度は、お婆ちゃん連中の憩いの集合場所と化すことになります。そのようなお婆ちゃん連中も、ここ午前の時間を消費することが日常生活の習慣なのです。東京の人たちも、 決してそのような習慣を否定すると言うことではありません。しかし敢えて言えば、東京の人たちの方が時間に慌ただしく、スピーディーと言えるかもしれません｡
しかし、それ程東京の人たちと名古屋の人たちの行動が違うということではありません。問題は、おそらく家賃です。家賃が高くて、東京では、なかなか小規模喫茶店が維持出来ず、次第に喫茶店文化が東京から消滅してしまったのです。そして、東京に上陸したのはスターバックスコーヒーなど外資のチェーンです。
スターバックスコーヒーとコメダコーヒーの違い
スターバックスコーヒーとコメダコーヒーには、大きな違いがあり、これが同時に東京でコメダコーヒーがあまり受けない理由として解釈することが出来ます。スターバックスコーヒーは、若い人たち志向の喫茶店です。高齢者の人たちに居心地が悪いと言います。スターバックスコーヒーは、それ程居心地のいい場所を提供している訳はありませんのに、勉強したいなら勉強して構いませんということで学生の人たちは、あそこでブームに便乗して一生懸命勉強をしていたりしますが、あんな居心地の悪い場所で勉強なんてはかどるのかとも思ってしまうのです。しかし、学生が居心地がいいと思っていると言うことが一番大事なことかもしれません｡環境を乱すと言うことが良くないのです。
コメダコーヒーは居心地の良さを追求した場所
しかし、実際にコメダコーヒーは居心地の良さを追求した場所なのです。テーブル、椅子、テーブルとテーブルの距離、そして天井の高さなどなど。名古屋のコメダコーヒーで勉強すれば、本当にはかどるのにと言いたいのですが、名古屋では勉強を禁止しているケースが多いようです。そして、東京のコメダコーヒーと、名古屋のコメダコーヒーの違う点は、スペースの確保なのです。そんなギュウギュウ詰めのコメダコーヒーなんてコメダコーヒーではありません。そして、東京の一等地ではなかなかスペースの確保を実現することが出来ないのです。スターバックスコーヒーにもメリットはあるでしょうが、コメダコーヒーにもメリットはあり、若い人たちは、世代を意識してスターバックスコーヒーに注目をしてしまうかもしれませんが、物理的に考えても、居心地の良さは、コメダコーヒーです。なんで、立って注文しなければならないか、そして、横文字メニューが判らない、脚の長い､安定の悪い椅子、ソファーがあるもののソファーの取り合いが起こっていたりします。