「ラーメン二郎は行きにくい?」そんなことはない
ラーメン二郎。
もやしが盛りに盛られて麺が見えないことで話題になった都内を中心に展開しているチェーンのラーメン屋さん。
天地返しなど、いろいろな技があることがテレビで紹介されたり、二郎マニア「ジロリアン」の存在が広く認知されるようになり・・・二郎に行きにくいというイメージを抱いている人も少なくはないでしょう。
でも、一度はラーメン二郎を食べてみたい。
そう思っている人に、こう言いたい。
「マニアなんて、関係ない」と。
ジロリアンから見たギルティとは
ジロリアンは、「ギルティ」=罪というものを独自に設定しています。
これはやってはいけないということですね。
「こういう客は嫌だよね」というのを一部のジロリアンたちの間で共有しているわけです。
では、そのジロリアン視点で語られるギルティについてまず知りましょう。
・カップルでイチャイチャしながら食べている
・全部マシマシにしておいて、残す人
・初めて食べる人に対してうんちくを語る人
・二郎の店員を怒らせる・困らせる人
・麺半分とか、カタメとか、複雑な注文をする人
・自分は食べ終わっているのに、友達が食べ終わるのを待つ
・食べ終えた丼をカウンターに戻さない
・席に座った瞬間、トッピングを注文する
うんちくを語る人・・・以外に関しては「ほっとけよ」と言いたくなるようなものばかりですね。
カップルで食べている人のことを良く思わないのは、カップルが二人でゆっくりと食べているからでしょう。
店員を怒らせる人や困らせる人がギルティとしているのは、二郎が好き故ですね。
好きだから、そのラーメンを作っている人たちには気持ちよく仕事してもらって、ペースを乱さずラーメンを作るのに集中して欲しいということでしょう。
わからなくはないのですが、ギルティと言うのは少し行き過ぎというもの。
「丼をカウンターに戻す」「トッピングは店員に聞かれてから言う」などはラーメン通、二郎好きにとっての常識。
初めての人にとっては、わかりません。
ジロリアンのことは、気にするな
ジロリアンの中には、自分たちがギルティとしている行為をする客に注意する人がいるようです。
それが時には厳しい口調だったりして、ジロリアンや二郎に対して恐怖心を覚える人も多い。
もちろん、全てのジロリアンがそうだというわけではありません。
あくまで一部の人のみ、です。
ただその一部の人のせいで行きにくいお店になってしまった。
でも・・・ジロリアンなんて気にしないでおきましょう。
そうなってしまったものは仕方がありません。
ラーメンは所詮一般大衆のB級グルメです。
最高級ディナーを食べるというのであれば作法など、きっちりしていなければ怒られるのは当然。
でも、ラーメン屋で怒られる謂れはありません。
自分の好きに食べましょう。
では、心積もりができたところで、注意すべきことを紹介します。
空腹にしておいたほうがいい
初めて行くのであっても、どうしてもあのでかでかと盛られたもやしを人目見てみたいもの。
それをかっくらってこその二郎というイメージがありますよね。
お店によっては、初めての入店で大盛りを頼むことが禁止されているところもありますが、そういうところは張り紙がしてあります。
全てマシマシの大盛りを頼むのであれば、そういうお店以外にいきましょう。
その上で気をつけたほうがいいことは、「お腹の具合」です。
「ものすごく空腹である」というのであれば、迷わず二郎に突撃しましょう。
「言うほど空腹ではない」と思うのであれば、行くのはやめたほうがいいです。
もう少しお腹を減らしてからチャレンジするのが吉。
もしも食べ切れなかったら・・・ペナルティがあるわけではありませんが、店員や客に舌打ちされることもあるようです。
店によって、店主に当たりはずれがある
「店主に当たり外れ」という言い回しがすでに馴染みがないかもしれません。
でも二郎というラーメン店は、お店によってかなり癖の強い店主さんがいたりします。
それこそ、客に舌打ちしたり怒鳴り散らかしたりするような店主さんもいる。
友達と喋っているだけで大声で怒られるということもあるようです。
二郎に行くときは、事前に「店主さんに関する口コミ」をネットで調べてからいきましょう。
相模大野店は、はずれ店主と言われます。
よくわからないから、トッピングを「普通で」とお願いすることもあるでしょう。
「あなたの普通と、私の普通は違う可能性がある」と言われてしまったり、「初めての方は大盛り禁止」という張り紙も見受けられます。
極め付けなのが「怒らないようにがんばりますので、怒らないようにがんばってください」という注意書きです。
それだけでもう、はずれなのがわかりますよね。
このように、二郎は店舗によって「店主さんの」あたりはずれが大きい。
事前に調べ、初めてでも安心できるお店に入るのが良いでしょう。
まとめ
まず、ジロリアンについては気にしないことです。
「そういう人もいるんだなあ」と思っておくこと。
ギルティを頭の隅に入れておくというのは、しなくてもいいですが、しておくと安全です。
念のため、友達と話すのはお店を出てから。
お腹を減らしておくことだけは、本当に気をつけましょう。
男性でも、空腹時以外の入店はかなり危険です。
危険レベル強と言えます。
また、店主さんの評判も事前に調べ、初見でも安心して入れるお店を探しましょう。
そうして安心して二郎ラーメンを楽しむ。
うまいと思ったら、また来て、「良心的な」ジロリアンになってもいいかもしれませんね。