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インスタントラーメンをさらにおいしく食べる方法


お湯を注いで2,3分待つ。
どこからか、いい香りが漂ってきて、鼻腔をくすぐる。
簡単にできてすぐ食べられる。
しかもおいしいインスタントラーメン。

そんなインスタントラーメンですが、そのまま食べてもかなり美味しい。
でも、もっと美味しく食べる方法があるとしたら、どうでしょう。

インスタントラーメンをさらに美味しく食べる方法について、紹介します。

おろしポン酢

これはシーフードヌードルを簡単にアレンジする方法です。
シーフードといえば、外せないものがふたつほどあります。
ポン酢です。
サーモンのお刺身にポン酢をかけると、すごくおいしい。
サーモンカルパチョはカルパッチョソースよりもポン酢をかけて食べたいと思う人も多いでしょう。

シーフードとポン酢は、切っても切り離せない関係にあると言っても過言ではありません。
もうひとつ、シーフード関連で、外せないものがありますよね。
焼き魚を食べるとき、ポン酢や醤油もそうですが、もうひとつそばに添えられているものがあるでしょう。

そう、大根おろしです。
その二つが合わさった究極のシーフード向け調味料、それがおろしポン酢。
おろしポン酢はシーフードヌードルにチョイ足しするために生まれてきたと言えるでしょう。

まず、シーフードヌードルにお湯をかけます。
3分待って、最初はシーフードヌードルを普通に楽しむ。
半分くらい食べ終わったら、おろしポン酢を注いでみる。
すると、おろしポン酢の酸味がほのかに香るスープの出来上がり。

シーフードヌードルのスープがかなりさっぱりとおいしくなります。
スープを飲んでも、体に悪いなあという感じがあまりしないのが、ある意味難点ですね。

袋麺を豪華にしよう

ラーメンといえばチャーシューですが、チャーシュー以外もラーメンには合います。
豚肉に変わるラーメンのお肉・・・鶏肉がおすすめです。

なんでもいいので、袋麺を用意します。
味は、味噌か醤油のどちらかが良いでしょう。
まずはたまねぎを2分の1個・にんじんを適量・鶏肉を用意する。
たまねぎは薄切りにしておいて、にんじんも薄く切ります。
このとき、薄く切り過ぎないように注意しましょう。
食感が残る程度というのを意識すると良いですね。

フライパンにごま油またはオリーブオイルをしいて野菜を投入。
火は強火で問題ありません。
野菜を炒めるときというのは、どんな料理でも、基本的に強火がベスト。
塩をかなり多めに入れます。
塩辛くなったりしないかなと不安になると思いますが、この塩は野菜の甘さを出すための塩。

逆に甘くなります。
塩分濃度の違い・・・浸透圧のおかげで、野菜からいらない水分が出て美味しくなるのです。
そうして鶏肉も適当に切ってフライパンに投入。
しばらく炒める。

炒め終わったら袋麺を普通に作ります。
その袋麺に炒めた具を入れる。
フライパンの表面に油みたいなものがこびりついていると思うので、それをそぎおとします。
普通にやっても落ちないので、少しだけ醤油を加えましょう。

このこびりついているものは野菜のうまみ。
スープにコクと甘みを付け加えてくれます。
そぎおとすとき、醤油ごとラーメンに入れる。
それで完成です。

野菜のあまみとお肉のうまみ。
インスタントラーメンのチープなスープが、濃厚な野菜スープにはや代わり。
手軽で美味しいアレンジレシピです。

ラーメングラタン

パスタグラタンというものが、イタリアの家庭料理にあります。
イタリアンのお店に行っても、パスタグラタンは定番メニュー。

これから紹介するのは、パスタグラタンではなくて、ラーメングラタン。
使うインスタントラーメンは、塩味の袋麺。
どの商品がいいかは、自分の好みでいいでしょう。

残りの材料は、以下のとおり。

・シーフードミックス
・ミックスベジタブル(無かったら、にんじんのみじん切り)
・玉ねぎ(2分の1)
・チーズ(お好みで)
・牛乳(300cc)
・バター(10g)
・パセリやハーブ(お好み)

まず、牛乳とバターでペシャメルソースをつくります。
大量のバターと牛乳を、泡だて器で混ぜながら強火であたためる。
焦げ付かないように混ぜていく。
牛乳はちょっとずつ足していって、最終的にどろどろになるとソースの完成です。

玉ねぎをみじん切りに。
ミックスベジタブルやシーフードミックスをソースに投入。
勿体無いので、ラーメンスープもソースに入れます。
塩などで味付けをしないのは、ラーメンスープの塩味で味をつけるからです。
玉ねぎは軽く火を通しておきましょう。

麺は茹でる必要はありません。
適当にお湯でほぐしておく程度で大丈夫です。
グラタン皿にほぐれた麺を入れておきます。

玉ねぎに火が通ったらソースに投入。
ソースをグラタン皿に投入。
チーズを適当にまぶして、焼きます。
完成です。

ソースに関しては、市販のものを買っておくとより楽に。
袋麺が理想ですが、もっと簡易的に作ろうと思えばシーフードヌードルでも作れます。
シーフードヌードルだと、お湯を入れてほぐすだけ。
ミックスベジタブルもシーフードミックスも必要ありません。
最低限は、もうすでに入ってますからね。

濃厚なソースにインスタントラーメンが絡む。
ラーメンの麺はパスタよりも味を吸収しやすくできているので、かなり濃厚な味になります。
本格的なラーメングラタン。

ラーメンとしてはかなり異色なアレンジですが、恐れずに試してみましょう。
ラーメンのスープもきっちりと入れておかないと、どことなく味が薄くなってしまいます。
あくまでもメインはラーメンの味なので、ラーメンスープはきっちりと入れておきましょう。

シーフードヌードルで作る場合は、ほぐしたときのお湯がスープになってしまう。
ペシャメルソースは固めに作っておくのがよいでしょう。
むしろスープと牛乳を一緒に混ぜて作るというのもありですね。