ラーメンに関する最新ニュースはラーメンニュース

ラーメンニュースは、新聞・通信社が配信するニュース提供元からラーメンに関する最新情報のほか、映像、雑誌や個人の書き手が執筆する記事など多種多様なニュースを掲載しています。



東の二郎 西の天下一品!?


関東・関西で、それぞれ特別愛されているラーメンチェーン店があります。
東は二郎・西は天下一品です。
関西の人が東京に行ったときに二郎を美味しく食べられるように・関東の人が関西に行ったときに天下一品を美味しく食べられるように、それぞれ初心者マニュアルを作ってみました。

食券を買う

ラーメン二郎のマニュアルから語ります。
まず、ラーメン二郎は食券システムになっているので、食券を買いましょう。
お店によっては行列に並んで、先頭から3人・4人目くらいで食券を買うというシステムになっています。
行列を並ぶ前に食券を買っておかなければならないお店もありますよ。

そこのところは、それぞれの店の流れに沿っていれば問題ありません。
店先に説明を書いているところも多いので、それを見ましょう。
基本的には並んだ末に食券を買います。

食券を買うときですが、最初は小でいいかもしれませんね。
小といっても、一般的なラーメン屋が出す量の2倍以上あります。
大になれば所謂メガ盛りみたいになって、量が3倍以上になるので注意しておきましょう。

また、店舗によっては小ラーメンでも量が多いというところもあります。
基本的には小を頼んでおけば問題ありません。
大きいのを頼んで残してしまうよりは、小を頼んでおくのが安全ですね。
残すという行為に、二郎はとても厳しいですから。

水はセルフになっているので、席についたら水を入れましょう。

麺の固さなどを伝える

麺の固さを伝えます。
カウンターの上段に食券を置くまでに何かをきかれると思いますので、そのときに。
きかれない場合には自分から「麺の硬さ」「味の濃さ」を伝えます。

このとき、少なめ・半分にするときのみ麺の量を言及するようにしましょう。
小よりも少ないラーメンを提供している店もありますよ。

コール!

二郎においてもっとも重要な瞬間がやってきました。
そう、「コール」というやつですね。
コールというのは、ラーメンに追加するトッピングを伝えることを言います。

トッピングはヤサイ・ニンニク・アブラ・カラメと4種類。
それぞれ無料でトッピングしてもらえます。
アブラは背脂のことで、カラメというのは醤油のことですね。

トッピングの量ですが、マシ・マシマシ・少しというコールがあります。
すべてのトッピングを増やすときは「全マシ」と言い、何もトッピングを追加しない場合は「そのまま」です。
また、ニンニク入れますか、と質問される場合がありますが、それに「お願いします」とだけ答えるとニンニクのみが追加されます。

また、何かトッピングを抜く場合にも気をつけましょう。
このとき「ニンニク無しね」と言ってしまえば「増し」と間違えられる可能性が高いです。
そのため、何かを抜きたい場合には「ニンニク抜き」が伝わりやすくていいですよ。
例えば「ニンニクヌキ、ヤサイマシマシ」などですね。

また、安易に「マシマシ」にしないというのも気をつけなければいけません。
お店によっては「マシマシ」にすると、思わず引いてしまうレベルで盛り付けるところがあります。
店舗によって勝手が違うというのも、二郎の醍醐味ではありますがね。

焦らずにゆっくりとコールすればいいですよ。
確実に、焦らずです。

天地を返そう

さあ、いざ実食。
もやしの量がかなり多くてチャーシューもかなり分厚いです。
麺がなかなか見えないと思います。
これと同じような系統のラーメンが関西にあるとすれば・・・神戸ちぇりー亭ですね。

麺が見えないからどうするのか。
麺を引っ張りだしてもやしの上に乗せます。
これを天地を返すというのだそうですが、テクニックのひとつですね。

これをするのには理由がふたつあります。
ひとつは「麺が見えないから引っ張り上げる」という目的です。
でも、そのときすする量だけ天地を返すのではダメなのだそう。
その理由は天地を返すもうひとつの理由にあります。

スープがとても濃いですし、二郎のラーメンはスープを吸いやすいです。
そのためスープがほとんど麺に吸われてなくなってしまうことを防ぐ必要があります。
そこで、この技が生きてくるわけですね。

社長がススめる天下一品の食べ方

次は天下一品です。
天下一品は特別気をつけるべきことがなく、二郎よりも気軽に楽しむことができます。
ルールもコールもありませんからね。

ただ、社長がおすすめする食べ方というのがあります。

天下逸品の社長的には、スープと麺を一緒に食べるのがベストなのだそう。
でも、本当の意味で麺とスープが絡むことは無いというのが社長の持論。
まず、麺を持ち上げます。
このまま口に持っていくのではなくて、ラーメン鉢のふちに口をつけながら麺をすするのが天下一品の食べ方なのだそうです。

これは、麺とスープを本当の意味で一緒に食べるということが目的な食べ方。
少し汚いかと思ってしまうかもしれませんが、関西の人は別にそこまで気にしません。

天下一品、やはり本店が一番うまい

天下一品はいろいろな店舗があり、微妙に味が違うと関西の人はしきりに言います。
別に店舗ごとに作り方が違うとか、トッピングに違いがあるわけではありません。
でもなぜか個性が出ているのが天下一品の面白いところ。

一番うまいのは、本店ですね。
本店は京都の茶山にあります。
天下一品総本店という名前で、かなり人気のあるお店です。

京都に出張・旅行の際はぜひ。
他の地域であれば、最寄の天下一品へ。

まとめ

東で愛されているラーメンと西で愛されているラーメン。
それぞれかなり毛色の違うラーメンですが、食べ比べてみるのも面白いかもしれませんね。